こんにちは、わんほいです!大型自動二輪免許(大自二)の一発試験に挑戦したいけど、どうすれば受かるのか分からない…そんな悩みを抱えていませんか? 私も最初は同じように悩みましたが、実技試験で注意すべきこと、試験管の方からのアドバイスを丁寧に取り入れることで、無事、一発試験で大型自動二輪免許を取得することができました。本記事では、一発試験を受験し合格したことで分かった、大型自動二輪免許を取得するコツ3選をご紹介します!
慣らし運転(外周路)でアクセルON・OFF、半クラッチを身体に覚え込ませる

試験場で使用する二輪車はアクセルの捻り・戻しによる加減速の感覚や、半クラッチで駆動力が繋がるタイミングがご自分のバイクと異なってきます。
大型バイクになると、エンジンのトルクが普通二輪車と比べとても太く、狭い実技コース走行時には、より細やかなアクセル・クラッチワークが必要です。この試験車の特性を慣らし運転でしっかりと身体に覚え込ませる必要があります。
慣らし運転時は採点対象外のため、多少荒っぽい運転をしてもOKです。ただ何となく外周路を1周するだけでは当日の試験車の特性を掴むことができず、もったいないと思います。
そこで私は、以下の事に気をつけながら、慣らし運転するようにしていました。
- 半クラッチの感覚を覚える(最低2回以上)
- アクセルオンの時、いつ加速のタイミングがくるか(いつリアサスペンションが沈み込むか)
- アクセルオフの時、いつ減速のタイミングがくるか(いつフロントフォークが沈み込むか)
- ニーグリップをしっかり行い、軽くスラローム走行(いつ車体が倒れ込み始めるか)
- リヤ→フロントブレーキをほぼ同時に強めにブレーキング(ブレーキ効き始め・効き具合の確認)
上記の項目を慣らし運転のときに事前にしっかり確認しておくことで、ぶっつけ本番で車体の挙動を感じ取る必要がなくなります。
結果、試験の実技課題(スラローム、一本橋、急制動、波状路、坂道発進など)に集中して取り組むことができるようになります。
安全確認と指示器を出すタイミングは事前に全て決めてしまう

実技試験のコースは短い間隔で右左折、一時停止、実技課題の繰り返しを安全にかつ円滑に行わなければなりません。そこでおすすめなのは、コースのどのタイミングで何を行うのか、あらかじめ全て決めてしまう事です。私の場合は、コースを覚えるときに「ここで右折」、「ここで安全確認」だけでなく、一つ一つの行動を細かく分解して覚えるようにしました。
例えば、信号のない交差点を左折する場合は、幅寄せ完了のポイントから距離を逆算して、「ここで左指示器」、「ここで左後方確認」、「ここで姿勢をまっすぐに」、「ここで幅寄せ開始」、これを3秒~4秒で行うという風に決めていきます。他の安全確認(一時停止、交差点通過左右確認、合流、巻き込みなど)も同様に「全て」事前に決めてしまい、通しで暗記するようにしていました。
試験当日は多少なりとも緊張してしまいます。すると焦って操作のタイミングが徐々に早くなり、自分では安全か確認できていると思っても、試験管から見ると、安全確認ができていないと判断される可能性があります。試験コースはとても狭いので、安全確認の動作は本当に忙しいです。
バイク操作のタイミングを全て決めておくことで、常に一定のリズムでバイクを操作することができ、見落としの低減、実技課題にも落ち着いて臨むことができるようになります。結果、合格時に試験管の方から「余裕のある安全確認ができていた」と褒めて頂きました。
加速できる所はしっかり加速する

交差点を曲がったあと、加速できる所はしっかりアクセルを開け加速しましょう。なぜなら、試験管の方は、受験者が法規走行を「安全」かつ、「円滑」に行えているかを見ているからです。円滑にというのは、街の交通を妨げることなくスムーズな速度調節を行えているかという観点も含みます。
仮に、交差点もなく一直線の一般道路で、前方の車が制限速度より大幅に下回る速度で運転していたらどうでしょう。遅すぎて後続車がどんどん数珠繋ぎに詰まり、渋滞しそうですよね。。。
このように、安全確認が必要な場所では十分速度を落とし、安全確認が不要な直線などではしっかりと加速しメリハリのある運転を心がける必要があります。
減点項目に「加速不良」というのがあるくらい、速度調節の技能が伴っているかも同時に採点されていますので、試験コースでどこであればアクセルを大きく開けることができるのかもしっかりと確認し覚えるようにしていきましょう。
まとめ

今回は、私が実際に合格して分かった、一発試験で大型自動二輪免許を取得するコツ3つを紹介しました。本記事で紹介した、
「1.慣らし運転(外周路)でアクセルON・OFF、半クラッチを身体に覚え込ませる」、
「2.安全確認と指示器を出すタイミングは事前に全て決めてしまう」
「3.加速できる所はしっかり加速する」
は、どれもすぐに実践できることですが、実際にやってみないと意外と気づけないポイントではないでしょうか。
一発試験を受けに行って落ちた時、自分に何が足りてなくて落ちたのか、そこを改善しないと何回受けても落ちます。(私も6回目でようやく合格しました)
運転のクセ等があると、もっと回数かかるかもしれませんので普段のバイク運転でも意識して安全確認を行うようにしておくとさらに良いかもしれません。
最近は自動車教習所で大型自動二輪免許を取得できるようになったので、一発試験でいわゆる限定解除する人は減ってるのかもしれませんが、振り返ってみると安全意識が高まって私自身はよい経験になったと感じています。
この記事を読んだことで、一人でも多くの合格者の方が増えることを祈っています。
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